ずるい。

私の胸も、お腹も腕も全てが彼にくっつく。

「あー、グラグラする。」

「ん、グラグラさせてるの。」

いつも以上に浮かれた気分と酔いが私を大胆にする。

すると、駅へ上がる階段の裏へ連れ込まれる。

柱を背に私の脚の間に藤原さんの膝が入る。

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