クリスマスの想い出
そんなこんなで、1教科目の数学が始まった。
ちなみに、俺は基礎クラス。
成績なんて、あまり気にしないタイプの人間の集まりだ。
で、信条とか茜は発展クラス。
信条はあんなんだけど、成績はクラスでもトップ3に入るからな…
ぼーっと聞き流しているうちに1教科目は終わり、2教科目の英語となった。
俺は窓側の席が当たったので、ぼーっと結露のすごい窓の奥を見ていた。
「うっわ、雪降ってる…」
「ほんとね」
俺が思わず隣を見ると、いつも信条の隣にいる佐々木 若葉【ささき わかば】が笑っていた。
「天気を気にするってことは、なんか約束でもあるの?」
「ま、まあ…」
一応、今日は彼女の霧谷 桃花【きりたに とうか】と会う予定だ。
桃花とは小学生の頃から付き合っていて、今年で2年目だ。
中学は学区が別れたから、あまり会えてないけど。
「へー、彼女?まぁ、クリスマスだしねー」
「そ、そうだよな…」
なんか、掴みにくいんだよな、こいつ…
ちなみに、俺は基礎クラス。
成績なんて、あまり気にしないタイプの人間の集まりだ。
で、信条とか茜は発展クラス。
信条はあんなんだけど、成績はクラスでもトップ3に入るからな…
ぼーっと聞き流しているうちに1教科目は終わり、2教科目の英語となった。
俺は窓側の席が当たったので、ぼーっと結露のすごい窓の奥を見ていた。
「うっわ、雪降ってる…」
「ほんとね」
俺が思わず隣を見ると、いつも信条の隣にいる佐々木 若葉【ささき わかば】が笑っていた。
「天気を気にするってことは、なんか約束でもあるの?」
「ま、まあ…」
一応、今日は彼女の霧谷 桃花【きりたに とうか】と会う予定だ。
桃花とは小学生の頃から付き合っていて、今年で2年目だ。
中学は学区が別れたから、あまり会えてないけど。
「へー、彼女?まぁ、クリスマスだしねー」
「そ、そうだよな…」
なんか、掴みにくいんだよな、こいつ…