Little Gang

ただいまの時間・・・PM18:30。

なんとか抗争の準備は整いました・・・。

蜃鬼楼の特攻服を羽織り、警察から支給された銃とホルダーをセットした。

テロ組織解体のため、公安の密命で潜入捜査を請け負うのも六花の務め。

潜入探偵ならぬ潜入族。

今日ばかりは蜃鬼楼の名を背負い・・・銃の発砲も許可されてる・・・。


『一段落だね。 みんな・・・お疲れ様でした。 30分休憩して、行くよ?』


慣れない武器の手入れをしたユウタママとシュウさんとシンさんはしんどそう・・・。

無神さんに届けてもらったジュースと食べ物を配った。


『腹が減っては戦ができぬ・・・だから栄養補給しておいてね?』


「鬼畜ッ」


『・・・うん、シュウさん。 せっかくだから脳に衝撃を与えても記憶を保てるように特訓しようか?』


「笑顔が黒いよ? 怖・・・」


虐められることが大好きなルナさんに「シュウに先越された」と泣き喚かれた。
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