身長差30cm、年の差12才、この恋あり
出会い
突然コンビニ店長になる
何をやっても上手くいかないし、このマンションも父親の物で、定職についたこともないが、不自由なく優雅に生活出来ていた。
ブランド物に埋め尽くされたこの部屋。
父親は幾つかのビルを持ち、今はコンビニ経営に力を入れている。
いわゆる私はお嬢様で、エスタレー式の学校に通い、幼稚園から大学迄、受験もせずに過ごして来たのだ。
何もしなくても贅沢な生活が出来ていたから、働こうなんて思いもしないで、今日まで過ごして来たと言うのに。
ある日突然、父親から電話が来た。
「おまえも30才になったから、少し落ち着いたらどうだ。新店のコンビニの店長を任せたいと思う。」
朝早くから、何とぼけたことを言ってるんだろ。
私にコンビニの店長なんて、勤まるわけがない。
自慢じゃないけど、まともに働いた事ないし、このままで充分楽しい生活が送れてるわけだし、コンビニで働くなんて、絶対ごめんだ。
何処に就職しても3日も勤まらない私が、人を使う店長なんて、絶対無理に決まってる。
「悪いけど、無理。」
「コンビニの店長が勤まらないなら、マンションを出ていってもらう、生活費も一切やらない。覚悟決めて働くんだな。」
父親はそれだけ言って電話を切ってしまった。
里中美莉30才、大ピンチです。
父親には絶対逆らえない。
働く気のない私をみたら父親も諦めるだろうと、軽く考えていた。
何とかなると。
今迄も何とかなったから、絶対大丈夫だと自分に言い聞せて。
私に甘い兄が助けてくれるだろうし、姉も味方になってくれると思う。
母も末っ子の私にはかなり甘いのだ。
だから大丈夫、絶対大丈夫。
この快適な暮らしを崩壊したくはない。
その夜は中々眠れなかった。
明日はバカにされないように、オシャレして行こう。
まだ、まだ、いけるんだから、なんて思うことが、もうオバサンなのか。
今日はお肌の為に早く寝よう。
ブランド物に埋め尽くされたこの部屋。
父親は幾つかのビルを持ち、今はコンビニ経営に力を入れている。
いわゆる私はお嬢様で、エスタレー式の学校に通い、幼稚園から大学迄、受験もせずに過ごして来たのだ。
何もしなくても贅沢な生活が出来ていたから、働こうなんて思いもしないで、今日まで過ごして来たと言うのに。
ある日突然、父親から電話が来た。
「おまえも30才になったから、少し落ち着いたらどうだ。新店のコンビニの店長を任せたいと思う。」
朝早くから、何とぼけたことを言ってるんだろ。
私にコンビニの店長なんて、勤まるわけがない。
自慢じゃないけど、まともに働いた事ないし、このままで充分楽しい生活が送れてるわけだし、コンビニで働くなんて、絶対ごめんだ。
何処に就職しても3日も勤まらない私が、人を使う店長なんて、絶対無理に決まってる。
「悪いけど、無理。」
「コンビニの店長が勤まらないなら、マンションを出ていってもらう、生活費も一切やらない。覚悟決めて働くんだな。」
父親はそれだけ言って電話を切ってしまった。
里中美莉30才、大ピンチです。
父親には絶対逆らえない。
働く気のない私をみたら父親も諦めるだろうと、軽く考えていた。
何とかなると。
今迄も何とかなったから、絶対大丈夫だと自分に言い聞せて。
私に甘い兄が助けてくれるだろうし、姉も味方になってくれると思う。
母も末っ子の私にはかなり甘いのだ。
だから大丈夫、絶対大丈夫。
この快適な暮らしを崩壊したくはない。
その夜は中々眠れなかった。
明日はバカにされないように、オシャレして行こう。
まだ、まだ、いけるんだから、なんて思うことが、もうオバサンなのか。
今日はお肌の為に早く寝よう。
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