身長差30cm、年の差12才、この恋あり
絢香さんは自分の聖夜に対する思いを、延々と話し出した。
すごい、3才の時から聖夜がずっと好きだったと言う。
「絢香は嘘つきだな。絢香はずっと彼氏がいただろうが。」
嘘、そうなの。
あれは聖夜が無視するから、仕方なく付き合っていたのだと言うけど。
そんな中途半端な気持ちで付き合えるものなのだろうか。
私には理解出来ない。
「聖夜は本当にそのおばさんが好きなの。加奈子さんに振られたから、やけになってるんじゃないの。」
え、本当なの。
もう、誰も信じられない。
「絢香、いい加減にしろよ。俺は加奈子に告白されてなんとなく付き合ってみたけど、美莉は俺がはじめて惚れた女なんだよ。」
そうなの。
聖夜はたくさんの恋愛をして、たくさんの女を泣かせて来たと思うと。
そのことばを信じて良いのか、悩む。
私は自分に自信が持てないから、どうしていいのか分からなかった。
「こんな鈍感おばさんのどこがいいの。見た目もお粗末だし、暗いし、地味だし。聖夜の彼女がおばさんだなんて、認めないから。」
別に絢香に認めて貰わなくていいからと。
うつむいたままの私の顎を持ち上げて、聖夜が私にキスをする。
ちょっと、なにする気。
こんな人前であり得ない。
絢香さんの顔が怒りで真赤。
今にも爆発しそうな火山だ。
「俺は美莉のこういうとこが好きなんだ。どんかんでどしで、そのくせ短気で、そこが又可愛くてたまらない。」
それって、誉めてる?
まぁ、良いけど。
可愛いと思われてる事は、とにかく嬉しい。
まだ、加奈子さんの事には触れてないし。
聞きたいような、聞きたくないような複雑な気持ち。
すごい、3才の時から聖夜がずっと好きだったと言う。
「絢香は嘘つきだな。絢香はずっと彼氏がいただろうが。」
嘘、そうなの。
あれは聖夜が無視するから、仕方なく付き合っていたのだと言うけど。
そんな中途半端な気持ちで付き合えるものなのだろうか。
私には理解出来ない。
「聖夜は本当にそのおばさんが好きなの。加奈子さんに振られたから、やけになってるんじゃないの。」
え、本当なの。
もう、誰も信じられない。
「絢香、いい加減にしろよ。俺は加奈子に告白されてなんとなく付き合ってみたけど、美莉は俺がはじめて惚れた女なんだよ。」
そうなの。
聖夜はたくさんの恋愛をして、たくさんの女を泣かせて来たと思うと。
そのことばを信じて良いのか、悩む。
私は自分に自信が持てないから、どうしていいのか分からなかった。
「こんな鈍感おばさんのどこがいいの。見た目もお粗末だし、暗いし、地味だし。聖夜の彼女がおばさんだなんて、認めないから。」
別に絢香に認めて貰わなくていいからと。
うつむいたままの私の顎を持ち上げて、聖夜が私にキスをする。
ちょっと、なにする気。
こんな人前であり得ない。
絢香さんの顔が怒りで真赤。
今にも爆発しそうな火山だ。
「俺は美莉のこういうとこが好きなんだ。どんかんでどしで、そのくせ短気で、そこが又可愛くてたまらない。」
それって、誉めてる?
まぁ、良いけど。
可愛いと思われてる事は、とにかく嬉しい。
まだ、加奈子さんの事には触れてないし。
聞きたいような、聞きたくないような複雑な気持ち。