身長差30cm、年の差12才、この恋あり
逃げるなよ!
どうして、聖夜にあそこまで言われなきゃいけないの。
悔し涙が止まらず、こんなに泣き虫だった自分が笑えた。
悔しくて、情けなくて、又、涙が溢れる。
12才も年下の聖夜にバカにされ、あんな奴にもう二度と会いたくない。
走り続けると、いきなり転んでしまった。
どこまでついてないのだろ。
「おいミニ、パンツ見えてるぞ。」
その声は、もしかして聖夜。
何であんたがいるのよ。
「おい無視かよ。」
黙って起き上がり、車に乗ろうとした。
「おい、なんか言えよ。」
「話すことなんかない。」
「ミニ、おまえそうやって又逃げるのか。」
その言葉に動けなかった。
「送ってくから、来いよ。」
「送ってくって、私車だし。」
「俺のバイクに乗せてやるから、来い。」
「車はどうするの?」
「ここ置いてきゃいいだろう。明日又来る訳だし。」
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
「明日は来ないつもりなのか。いいから乗れよ。」
無理やりヘルメットを被せられた。
「しっかり捕まれよ。」
聖夜に言われるまましがみついた。
始めて乗ったバイクは半端なく怖わくて、振り落とされそうで、必死に聖夜の腰に回した腕に力をいれた。
でも、風が気持ちいい。
又、振り出しに戻ってしまったのかな。
逃げ出した原因の聖夜といっしょにいる自分に、少し驚いていた。
今迄の私には考えられない事。
いくら変わりたくても、このままでは駄目な事は分かっている。
分かってるけど、どうすればいいのか分からない。
素直になれない、私がいる。
聖夜は何を考えてるのだろうか。
どうして、私を追ってきたの。
悔し涙が止まらず、こんなに泣き虫だった自分が笑えた。
悔しくて、情けなくて、又、涙が溢れる。
12才も年下の聖夜にバカにされ、あんな奴にもう二度と会いたくない。
走り続けると、いきなり転んでしまった。
どこまでついてないのだろ。
「おいミニ、パンツ見えてるぞ。」
その声は、もしかして聖夜。
何であんたがいるのよ。
「おい無視かよ。」
黙って起き上がり、車に乗ろうとした。
「おい、なんか言えよ。」
「話すことなんかない。」
「ミニ、おまえそうやって又逃げるのか。」
その言葉に動けなかった。
「送ってくから、来いよ。」
「送ってくって、私車だし。」
「俺のバイクに乗せてやるから、来い。」
「車はどうするの?」
「ここ置いてきゃいいだろう。明日又来る訳だし。」
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
「明日は来ないつもりなのか。いいから乗れよ。」
無理やりヘルメットを被せられた。
「しっかり捕まれよ。」
聖夜に言われるまましがみついた。
始めて乗ったバイクは半端なく怖わくて、振り落とされそうで、必死に聖夜の腰に回した腕に力をいれた。
でも、風が気持ちいい。
又、振り出しに戻ってしまったのかな。
逃げ出した原因の聖夜といっしょにいる自分に、少し驚いていた。
今迄の私には考えられない事。
いくら変わりたくても、このままでは駄目な事は分かっている。
分かってるけど、どうすればいいのか分からない。
素直になれない、私がいる。
聖夜は何を考えてるのだろうか。
どうして、私を追ってきたの。