身長差30cm、年の差12才、この恋あり
恋もしないで、このまま干からびてしまうのかな。
「今でもそいつの事好きなのか」
「分からない。もう、何年も会ってないから、キズを見るとその時の事を思いだしてしまうけど。」
「そんな男の事は忘れろよ。新しい恋をすればいい。」
聖夜が、何故か大人に見えた。
「新しい恋ね、出来たらいいかな。」
「その言い方、まるで人ごとだな。」
「五年も恋なんてしてないし、なんか色々なことが面倒くさい。それに引きこもり生活してたからね。」
「仕事もしないで何してたんだよ。」
「マンションの中でぐうたら生活。食事は兄が作ってくれたから。洋服とかはみんな姉のお古。なんとかなるものなんだよね。」
「あり得ないだろう。そんな生活五年もしてたなんて。」
「聖夜が聞くから話しただけで、こんな話し始めてしたよ。聖夜といると調子狂う。」
「それは俺のセリフだ。」
聖夜が優しく笑った。
聖夜は、本当に18才なの。
私の方が子供みたいだな。
聖夜、海に連れてきてくれてありがとう。
でも、口に出しては言わない。
だって、悔しいから。
私より大人な聖夜に、何故か嫉妬した。
波の音が心に響いて、切なくて、又泣きそうになったけど、必死に涙をこらえる。
「今でもそいつの事好きなのか」
「分からない。もう、何年も会ってないから、キズを見るとその時の事を思いだしてしまうけど。」
「そんな男の事は忘れろよ。新しい恋をすればいい。」
聖夜が、何故か大人に見えた。
「新しい恋ね、出来たらいいかな。」
「その言い方、まるで人ごとだな。」
「五年も恋なんてしてないし、なんか色々なことが面倒くさい。それに引きこもり生活してたからね。」
「仕事もしないで何してたんだよ。」
「マンションの中でぐうたら生活。食事は兄が作ってくれたから。洋服とかはみんな姉のお古。なんとかなるものなんだよね。」
「あり得ないだろう。そんな生活五年もしてたなんて。」
「聖夜が聞くから話しただけで、こんな話し始めてしたよ。聖夜といると調子狂う。」
「それは俺のセリフだ。」
聖夜が優しく笑った。
聖夜は、本当に18才なの。
私の方が子供みたいだな。
聖夜、海に連れてきてくれてありがとう。
でも、口に出しては言わない。
だって、悔しいから。
私より大人な聖夜に、何故か嫉妬した。
波の音が心に響いて、切なくて、又泣きそうになったけど、必死に涙をこらえる。