身長差30cm、年の差12才、この恋あり
元気のない美莉を、無理やりバイクに乗せコンビニへ向かった。
ヘルメットでつぶれたお団子頭をなおす。
「ほら、行くぞ。」
聖夜に手を握られて裏口から入ると、驚いた顔の圭吾君がいた。
昨日喧嘩した二人が、一緒に出勤だなんて。
「店長は又頑張るみたいですよ。俺たち仲直りしましたから、圭吾さん心配しなくても大丈夫です。」
「上手く言えないですけど、もう一度頑張ってみます。」
「分かりました。教育係を変えましょうか。」
「美莉、俺でいいよな。明日店長が休みもらいたいそうです。店長は何も食べてないみたいなので、ここの弁当食べさせてもいいですか。」
勝手に仕切る聖夜に、何も言い返せない。
「店長がそれでいいなら構いませんよ。明日休むのも仕方ないですね。」
「ルール違反はしなくないので、お金を払って、早めに弁当を食べて下さい。」
朝からこんなに大きなお弁当を食べれないと思ったのに。
「腹減ってたら仕事にならないからな。」
こののり弁、初めて食べたけど、うまいわ。
癖になりそうな味だし。
売上第一かな。
店長なら、そのくらいの事も知って置かないといけないと思った。
かなりやる気が出て、自然と顔がにやけてしまう。
前向きに、何でも覚えてみようと思った。
早く仕事を覚えて、聖夜と同等になりたい。
ヘルメットでつぶれたお団子頭をなおす。
「ほら、行くぞ。」
聖夜に手を握られて裏口から入ると、驚いた顔の圭吾君がいた。
昨日喧嘩した二人が、一緒に出勤だなんて。
「店長は又頑張るみたいですよ。俺たち仲直りしましたから、圭吾さん心配しなくても大丈夫です。」
「上手く言えないですけど、もう一度頑張ってみます。」
「分かりました。教育係を変えましょうか。」
「美莉、俺でいいよな。明日店長が休みもらいたいそうです。店長は何も食べてないみたいなので、ここの弁当食べさせてもいいですか。」
勝手に仕切る聖夜に、何も言い返せない。
「店長がそれでいいなら構いませんよ。明日休むのも仕方ないですね。」
「ルール違反はしなくないので、お金を払って、早めに弁当を食べて下さい。」
朝からこんなに大きなお弁当を食べれないと思ったのに。
「腹減ってたら仕事にならないからな。」
こののり弁、初めて食べたけど、うまいわ。
癖になりそうな味だし。
売上第一かな。
店長なら、そのくらいの事も知って置かないといけないと思った。
かなりやる気が出て、自然と顔がにやけてしまう。
前向きに、何でも覚えてみようと思った。
早く仕事を覚えて、聖夜と同等になりたい。