身長差30cm、年の差12才、この恋あり
一番小さな制服でも、少しダブついたけど仕方ない。
たばの検品をして、トラックで運ばれたお弁当や他の商品のチェックをして、棚に並べる単純な作業だが、かなりの重労働。
棚に並べる前に、先ずは棚の埃を取り除き、新しく来た商品を奥に並べなければならない。
掃除が苦手な私にとっては、これも大変な仕事で、聖夜みたいに早くは出来ない。
背が低いから、上の段には手がとどかないから、脚立を使って補充。
聖夜が下から覗いてると勘違いして、文句を言おうとしたら、聖夜は私が脚立から落ちないように、支えてくれていたのだ。
冷蔵庫にジュースとお茶を補充する時も手が届かず、結局苦手な脚立に乗る事になってしまった。
商品の補充の合間を見て、唐揚げやコロッケなどの揚げ物をしたり、おでんや肉まんの準備もしなくてはいけない。
夕方18時を回った頃、私はフラフラで立っているのもきつかった。
バックルームで休憩していると、百合ちゃんはもう終わりだったらしく、私に声を掛けて来た。
「お疲れ様でした。」
「あんたは店長って言ったって、親の力じゃん。あんまりいい気にならないでよ。聖夜に手だしたら、あんたに何するか分かんないからね。30才のオバサンは大人しくしてな。」
怖いんですけど。
百合ちゃんにそこまで言われたくないけど、ぐっと我慢した。
揉める事は極力避けたい。
ため息つき顔を上げると、百合ちゃんの後ろに聖夜が立っていた。
聖夜の顔がかなり怖いです。
お願いだから、このまま穏便に済ませてほしい。
聖夜何も言わないで………
どうか、聖夜の爆弾が落ちませんように。
手を合わせて祈った。
たばの検品をして、トラックで運ばれたお弁当や他の商品のチェックをして、棚に並べる単純な作業だが、かなりの重労働。
棚に並べる前に、先ずは棚の埃を取り除き、新しく来た商品を奥に並べなければならない。
掃除が苦手な私にとっては、これも大変な仕事で、聖夜みたいに早くは出来ない。
背が低いから、上の段には手がとどかないから、脚立を使って補充。
聖夜が下から覗いてると勘違いして、文句を言おうとしたら、聖夜は私が脚立から落ちないように、支えてくれていたのだ。
冷蔵庫にジュースとお茶を補充する時も手が届かず、結局苦手な脚立に乗る事になってしまった。
商品の補充の合間を見て、唐揚げやコロッケなどの揚げ物をしたり、おでんや肉まんの準備もしなくてはいけない。
夕方18時を回った頃、私はフラフラで立っているのもきつかった。
バックルームで休憩していると、百合ちゃんはもう終わりだったらしく、私に声を掛けて来た。
「お疲れ様でした。」
「あんたは店長って言ったって、親の力じゃん。あんまりいい気にならないでよ。聖夜に手だしたら、あんたに何するか分かんないからね。30才のオバサンは大人しくしてな。」
怖いんですけど。
百合ちゃんにそこまで言われたくないけど、ぐっと我慢した。
揉める事は極力避けたい。
ため息つき顔を上げると、百合ちゃんの後ろに聖夜が立っていた。
聖夜の顔がかなり怖いです。
お願いだから、このまま穏便に済ませてほしい。
聖夜何も言わないで………
どうか、聖夜の爆弾が落ちませんように。
手を合わせて祈った。