身長差30cm、年の差12才、この恋あり
かなりヤバい状況になってしまった。



聖夜のキスに自分を見失ないそうになったが、必死に抵抗した。



「聖夜どうして、キスするの。 」



「言わなきゃ駄目か。 」



「言わなきゃ駄目って、普通は付き合ってキスするとか、好きだと告白してからとか、順序があるに。聖夜はいつも突然で、訳が分からないよ。」



「俺のキス、嫌。 」



「嫌とかじゃなくて。」



「ならいいじゃん。」



そう言ったと同時に、抱き寄せさっきよりた激しいキスをする。



このまま流されては駄目。



必死に抵抗して、聖夜の胸を叩き続けた。



「無理、止めない。」



唇が離れた。



「私の話聞いてる。どうしてキスするのよ。 」



「何でキスするかって、好きだからに決まってるだろ。」



まだ、会って間もないのに、あり得ない。



聖夜が軽い男なのは分かってたけど、ここまで軽いとは思わなかった。



チャラ男はお断り。



簡単に好きとか言わないでほしい。


遊びに付き合う暇なんて、ないのだ。


恋に臆病になってる私はそう簡単に、誰かを好きになれない。


心から誰かを好きになるのが、怖かった。


このまま流される訳にはいかない。



お願いだから、先ずは話をして、お互いを知ってからでしょ。


次の恋は慎重に進めて行きたいから、私のそんな気持ちを理解してくれる人がいい。


私を包み込んでくれる大人の男がいいから、年下は絶対無理。


その時だけの感情に流されたくなかった。


































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