身長差30cm、年の差12才、この恋あり
聖夜の過去なんて、聞きたくなかった。
聖夜とはもう付き合えない。
聖夜が私に近づいて来るたび避け続け、レジに入った時も聖夜を無視。
「百合の話を信じてるのか。」
信じるもなにも、本当の事でしょ。
これ以上私をバカにしたら、許さないから。
「今は仕事中だから、その話はしたくない。」
休憩をとって、圭吾君のいる事務所へ行った。
「そろそろ、店長が来る頃だと思いました。」
圭吾君には何でも、お見通しのようで恥ずかしい。
「聖夜の事ですね。」
「まぁ、百合が言ったこと半分はホントかな。驚きましたか。」
「私は30才だと言うのに、恋愛経験も少ないから、聖夜が理解出来ないのかな。」
「聖夜の事を嫌いに、なりましたか。」
どうなんだろ。
そもそも、聖夜が好きで付き合ったのか、さえも分からない。
「聖夜の事好きなのかも分からなくて、何となく付き合う事になっちゃったから。」
自分で自分の気持ちが分からなかった。
聖夜を嫌いではない。
だけど、好きなのかと聞かれたら、好きだと答えられるのか。
「聖夜は本当に店長の事が好きだと思います。聖夜が一人の女に、一生懸命になるのを見たのは初めですし、店長は愛されてますよ。」
聖夜の愛情を強く感じるから、いい加減な気持ちではないと思う。
聖夜の気持ちは本気だと思うし、いきなり抱いたりもしなかった。
口は悪くても、私を大切にしてくれてるのが分かる。
本当は聖夜を信じたいと思ってるけど、上手く気持ちの整理がつかない。
これはきっと、私の問題。
恋に臆病になってた気持ちが、少しは変わったと思ってたのに、これじゃ何も変わっていない。
聖夜のせいにして、私はどうしたいのだろ。
結局前に進めてはいないのだ。
聖夜とはもう付き合えない。
聖夜が私に近づいて来るたび避け続け、レジに入った時も聖夜を無視。
「百合の話を信じてるのか。」
信じるもなにも、本当の事でしょ。
これ以上私をバカにしたら、許さないから。
「今は仕事中だから、その話はしたくない。」
休憩をとって、圭吾君のいる事務所へ行った。
「そろそろ、店長が来る頃だと思いました。」
圭吾君には何でも、お見通しのようで恥ずかしい。
「聖夜の事ですね。」
「まぁ、百合が言ったこと半分はホントかな。驚きましたか。」
「私は30才だと言うのに、恋愛経験も少ないから、聖夜が理解出来ないのかな。」
「聖夜の事を嫌いに、なりましたか。」
どうなんだろ。
そもそも、聖夜が好きで付き合ったのか、さえも分からない。
「聖夜の事好きなのかも分からなくて、何となく付き合う事になっちゃったから。」
自分で自分の気持ちが分からなかった。
聖夜を嫌いではない。
だけど、好きなのかと聞かれたら、好きだと答えられるのか。
「聖夜は本当に店長の事が好きだと思います。聖夜が一人の女に、一生懸命になるのを見たのは初めですし、店長は愛されてますよ。」
聖夜の愛情を強く感じるから、いい加減な気持ちではないと思う。
聖夜の気持ちは本気だと思うし、いきなり抱いたりもしなかった。
口は悪くても、私を大切にしてくれてるのが分かる。
本当は聖夜を信じたいと思ってるけど、上手く気持ちの整理がつかない。
これはきっと、私の問題。
恋に臆病になってた気持ちが、少しは変わったと思ってたのに、これじゃ何も変わっていない。
聖夜のせいにして、私はどうしたいのだろ。
結局前に進めてはいないのだ。