花はいつなんどきも美しく
「聡美いじっても反応いまいちだもん」
今思いっきり楽しんでたのはどこのどいつだ。
と思っても言い返せないけど。
「さて、仕事の時間ですよ」
園田雪の一声で、私たちは仕事に取り掛かった。
◆
愛子、園田雪、私の三人で悠之介の店に行く。
「……なんで園田さんも……」
「なんだか面白そうだったので」
当の本人は何が面白いのか一ミリも理解できてませんけど。
「あら、いらっしゃい」
出迎えてくれたのは、ママだ。
私がいても、このスタイルを変える気はないらしい。
「とりあえずいつものね」
愛子はそう言って、いつもの場所に座る。
私は黙ってその隣に座る。
「雪ちゃんはどうする?」
「そうですね……おすすめと、お茶を。今日はお酒はやめておきます」
「はーい」
悠之介は飲み物を出して、料理に取り掛かる。
「せっかく来たのに、これだけ忙しそうだったら邪魔できないじゃん」
愛子はビールを飲みながら、つまらなそうに言う。
そう判断してくれてよかったよ。
「でも、本当にママと付き合ってるの?ママってオネエじゃん。あ、聡美が男っぽいから選ばれたとか?」
いろいろ最低なことを言ってるってことに気付いていますか、あなた。
「オネエ口調はわざと。ゆう……ママの恋愛対象は女だよ」
今思いっきり楽しんでたのはどこのどいつだ。
と思っても言い返せないけど。
「さて、仕事の時間ですよ」
園田雪の一声で、私たちは仕事に取り掛かった。
◆
愛子、園田雪、私の三人で悠之介の店に行く。
「……なんで園田さんも……」
「なんだか面白そうだったので」
当の本人は何が面白いのか一ミリも理解できてませんけど。
「あら、いらっしゃい」
出迎えてくれたのは、ママだ。
私がいても、このスタイルを変える気はないらしい。
「とりあえずいつものね」
愛子はそう言って、いつもの場所に座る。
私は黙ってその隣に座る。
「雪ちゃんはどうする?」
「そうですね……おすすめと、お茶を。今日はお酒はやめておきます」
「はーい」
悠之介は飲み物を出して、料理に取り掛かる。
「せっかく来たのに、これだけ忙しそうだったら邪魔できないじゃん」
愛子はビールを飲みながら、つまらなそうに言う。
そう判断してくれてよかったよ。
「でも、本当にママと付き合ってるの?ママってオネエじゃん。あ、聡美が男っぽいから選ばれたとか?」
いろいろ最低なことを言ってるってことに気付いていますか、あなた。
「オネエ口調はわざと。ゆう……ママの恋愛対象は女だよ」