ねぇ・・君!
愛していると言葉に出した時
英明が、自分の元カレである史生に
刺されたことで、清香は英明が
自分の命を懸けて守ってくれたことに
自分への気持ちが本物であることを
知ったのです。
「清香さん、気がつきましたか?」
「よかった、倒れた時は
ビックリしましたよ」
清香は、ソファーから起きあがろうと
したが、めまいがしていた。
「清香ちゃん、今はゆっくり休みなさい。
落ち着いたら、このまま帰りなさい」
「雪恵さん、課長は
どうなったのですか?」
「さっき、恭輔さんから連絡があって
課長の意識が戻ったそうよ」
「そうですか、よかった」
「清香ちゃん、あなたを
ストーカーしていた元カレは、
課長を刺したことで殺人未遂の
現行犯逮捕になったわ。
もう、あなたに付きまといは
なくなったのよ」
「逮捕に、なったのですか?」
「そうよ、もう元カレに
怯えることはないのよ」
雪恵の言葉に、清香は涙がこぼれた。
もう、史生に怯えることないのだ。
「清香ちゃん、もう大丈夫よ。
これからは、堂々と生活していいのよ。
そして、心から愛する人に出会って
幸せになるのよ」
雪恵は、涙を流している清香を
しっかりと抱いていた。
そんななかで、大阪中央病院に
行っていた恭輔と沙織が、
オフィスに戻ってきた。
「恭輔さん、沙織さん、
課長の報告ありがとうございました。
こちらは、警察の対応が
片付いたばかりです。お疲れ様でした」
「雪恵さん、留守を任してもらって
ありがとう。
課長がオフィスに戻るまで、
オレが課長代行として
稼働するように言われた。
営業部での仕事は、沙織と孝之
そして香菜で行っていく。
沙織、孝之、香菜、これから
手綱を締めて頑張っていくぞ」
英明の留守を恭輔が課長代行をして
任されることになった。
そして、清香は仕事の休みとなった日に
英明のいる病院に行ってみた。
今、清香が引っ越してきた
マンションの大家が
英明の父親であったことから、
英明がマンションの空き部屋を
清香に紹介したのだった。
蛍池駅から阪急線の宝塚線を使って
梅田駅に行く。
そして、梅田駅に着くと
茶屋町近くにある大阪中央病院へと
清香は足を運んでいた。
大阪中央病院に着くと、
清香は英明の病室を訪ねていた。
そこは、個室となっていた。
「清香、来てくれたのか?」
「英明さん、よかった。
あなたに、もしものことあったらと
思ったら生きた心地がしなかった。
英明さん、あなたを愛しています」
「清香、オレも愛しているよ。
おまえに、危害を加えようとするなら
誰であってもオレが守っていく」
「英明さん」
清香は、英明のそばで泣いていた。
英明は、そんな清香を抱いて
髪を撫でていた。
愛している。
初めて清香が、英明に言葉で伝えたのだ。
そんな清香を愛おしく感じていた
英明であった。
刺されたことで、清香は英明が
自分の命を懸けて守ってくれたことに
自分への気持ちが本物であることを
知ったのです。
「清香さん、気がつきましたか?」
「よかった、倒れた時は
ビックリしましたよ」
清香は、ソファーから起きあがろうと
したが、めまいがしていた。
「清香ちゃん、今はゆっくり休みなさい。
落ち着いたら、このまま帰りなさい」
「雪恵さん、課長は
どうなったのですか?」
「さっき、恭輔さんから連絡があって
課長の意識が戻ったそうよ」
「そうですか、よかった」
「清香ちゃん、あなたを
ストーカーしていた元カレは、
課長を刺したことで殺人未遂の
現行犯逮捕になったわ。
もう、あなたに付きまといは
なくなったのよ」
「逮捕に、なったのですか?」
「そうよ、もう元カレに
怯えることはないのよ」
雪恵の言葉に、清香は涙がこぼれた。
もう、史生に怯えることないのだ。
「清香ちゃん、もう大丈夫よ。
これからは、堂々と生活していいのよ。
そして、心から愛する人に出会って
幸せになるのよ」
雪恵は、涙を流している清香を
しっかりと抱いていた。
そんななかで、大阪中央病院に
行っていた恭輔と沙織が、
オフィスに戻ってきた。
「恭輔さん、沙織さん、
課長の報告ありがとうございました。
こちらは、警察の対応が
片付いたばかりです。お疲れ様でした」
「雪恵さん、留守を任してもらって
ありがとう。
課長がオフィスに戻るまで、
オレが課長代行として
稼働するように言われた。
営業部での仕事は、沙織と孝之
そして香菜で行っていく。
沙織、孝之、香菜、これから
手綱を締めて頑張っていくぞ」
英明の留守を恭輔が課長代行をして
任されることになった。
そして、清香は仕事の休みとなった日に
英明のいる病院に行ってみた。
今、清香が引っ越してきた
マンションの大家が
英明の父親であったことから、
英明がマンションの空き部屋を
清香に紹介したのだった。
蛍池駅から阪急線の宝塚線を使って
梅田駅に行く。
そして、梅田駅に着くと
茶屋町近くにある大阪中央病院へと
清香は足を運んでいた。
大阪中央病院に着くと、
清香は英明の病室を訪ねていた。
そこは、個室となっていた。
「清香、来てくれたのか?」
「英明さん、よかった。
あなたに、もしものことあったらと
思ったら生きた心地がしなかった。
英明さん、あなたを愛しています」
「清香、オレも愛しているよ。
おまえに、危害を加えようとするなら
誰であってもオレが守っていく」
「英明さん」
清香は、英明のそばで泣いていた。
英明は、そんな清香を抱いて
髪を撫でていた。
愛している。
初めて清香が、英明に言葉で伝えたのだ。
そんな清香を愛おしく感じていた
英明であった。