幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。
問題児の山崎大雅くんは私が一番苦手なタイプ。
簡単に説明すると前の静くんみたいな感じ。
女子をとっかえひっかえするチャラ男で常に授業はサボっているのにデビルズクローのトップに君臨している。
私はこういうタイプが苦手だし、嫌いだ。
「香月、お前一人でやれよ」
私だってやりたくないし!
「嫌だよ。なったんだから、真面目にやろうよ」
「はぁ?なんなの、お前。入井のフィアンセか何かしんねーけどよ、調子乗んじゃねぇよ」
反論してみたのはいいものの、鋭い目で睨んでくる。
こ、怖いっ。
涙目で震えていると、山崎くんはびっくりした表情で見てきた。
「お前、こんなんで泣くの?」
こんなんって……怖いんだもん!
「ぶはっ!……変な奴っ」
「……普通だもん」
「俺で怖がってちゃ、このアカデミーで生き残れねぇぞ?」
それとこれとは別!
アカデミーの人は怖くないもん!!
簡単に説明すると前の静くんみたいな感じ。
女子をとっかえひっかえするチャラ男で常に授業はサボっているのにデビルズクローのトップに君臨している。
私はこういうタイプが苦手だし、嫌いだ。
「香月、お前一人でやれよ」
私だってやりたくないし!
「嫌だよ。なったんだから、真面目にやろうよ」
「はぁ?なんなの、お前。入井のフィアンセか何かしんねーけどよ、調子乗んじゃねぇよ」
反論してみたのはいいものの、鋭い目で睨んでくる。
こ、怖いっ。
涙目で震えていると、山崎くんはびっくりした表情で見てきた。
「お前、こんなんで泣くの?」
こんなんって……怖いんだもん!
「ぶはっ!……変な奴っ」
「……普通だもん」
「俺で怖がってちゃ、このアカデミーで生き残れねぇぞ?」
それとこれとは別!
アカデミーの人は怖くないもん!!