幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。
「とにかく!真面目にやってよね」

「お前に興味湧いてきたわ。珍しく人間だしな。仕方ねぇし、やってやるよ」

この人、私を食べる気じゃ………。

人間ってモンスターからしたら、美味しいらしいし。

気を付けなきゃ!

「では、さようならっ!」

ピシャッ。

勢いよく教室の扉を閉め、逃げ帰った。

一応、晴くんからお清めの札貰お。

それに悪霊退散の札も。

ていうか、山崎くんって何のモンスター?

それが分からなきゃ意味ないよ!
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