幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。
ふと周りを見ると、可愛いカフェがあった。

「魁李、ここ入ろ」

「いいね!」

どうやら人魚が営むカフェだったらしく、魁李は店員の人魚と意気投合している。

「この子は人間?」

「うん!私の親友だよ」

「素晴らしい絆ね」

人魚の店員曰く、人魚と人間が仲良くするのは珍しいんだとか。

私たち、レアケースなのかもね。

「記念写真よろしく!」

「はいよ」

「チーズ!」

魁李と私の最高の思い出となった。
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