幼なじみの吸血鬼くんが本気を出したら。
飯を食った後、お風呂に入った。

りりより先に入ったので、りりがベッドに来るまでにまだ時間があった。

一刻も早くあいつと寝たい。

寝なくてもいいけど近くに居たかった。

それにしても遅いな。

俺は適当にテレビを見たり、ゲームしたりしていた。

でも、あまりにも長かったので様子を見に行くことにした。

「りり?」

ノックして呼んでも返事はなかった。

「りり?………りり!?」

脱衣場に入って、お風呂のドアをノックした。
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