向かう先はおなじ
「桜似の女の子でよかった~」

と、ニコニコしながら結乃を撫でる俊。

それを微笑みながら愛おしそうに見つめる私。


何年か前に話してた事をそのまま夢で

見たようだった。


私は起きた途端、携帯のメモに結乃と、

ついついメモした。


俊との子供は、特に望まない。

私は俊と居たい。それが全てだから。


ただ、そんな現実も悪くないと思える

心がホカホカする夢だった。



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