向かう先はおなじ
気付いたら連絡していた。

ーーあっ。LINEしちゃったーー

「俊?ごめんね。あたしのわがままに

付き合ってくれて。俊が居ない方が辛い。

ごめんなさい。」


「桜!?桜〜!?やっと連絡くれた

辛いって言ってくれてるってことは?

俺は桜の隣に居ていいのかな?」


「うん。ずーっと側にいて欲しい。

ごめんなさい。毎日心の中心に俊が居て、

忘れること、時間が解説してくれるかと

思ったけど、そうもいかないみたい。

いいかな?側にいて。」


「桜!!もちろんだよ!もう、同じ思いさない

ように俺も努力する。だから、この前みたいな

事言わないで欲しい。苦しすぎた。」


「はい。ごめんなさい。ちゃんと、

これからに向けて頑張っていこう。

お互いが同じ方向を向いて居ないと何の

意味もないと思ってる。だから、ちゃんと

向かう先同じくしておこう。

俊?改めてよろしくお願いします。

また明日ちゃんと言いたい。」



「俺こそ。よろしくお願いします。

うん、明日ちゃんと聞かせて。」
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