あまい・甘い・あま~い彼が見つからなくて
思いがけない展開に頭がついていかなかった。
颯馬の煽るような発言に、陽翔の…
えっ?ええー!?
高校の通学電車で一目惚れってなに?
私たち合コンではじめてあったんじゃなかったの?
差し出された目の前の手を目をぱちくりさせて固まったままの私は、吹き出して大笑いしている二人の笑い声と、颯馬につままれた頬の痛みで我に返った。
「愛美っ、なんて顔してんだよ」
「颯馬…痛いっ」
「ふっ、今日はいろんな表情見せてくれてすげー嬉しい」
目の前の陽翔は私に優しい目をむけて、微笑んでいる。
「ところで、この手そろそろ握ってほしいんだけどな。
だめかな?」
「あっ…」
真っ直ぐな瞳に私はみるみる赤くなり、私は…自分の手を胸の前でぎゅっと握り小さく頭を左右にふった。
颯馬の煽るような発言に、陽翔の…
えっ?ええー!?
高校の通学電車で一目惚れってなに?
私たち合コンではじめてあったんじゃなかったの?
差し出された目の前の手を目をぱちくりさせて固まったままの私は、吹き出して大笑いしている二人の笑い声と、颯馬につままれた頬の痛みで我に返った。
「愛美っ、なんて顔してんだよ」
「颯馬…痛いっ」
「ふっ、今日はいろんな表情見せてくれてすげー嬉しい」
目の前の陽翔は私に優しい目をむけて、微笑んでいる。
「ところで、この手そろそろ握ってほしいんだけどな。
だめかな?」
「あっ…」
真っ直ぐな瞳に私はみるみる赤くなり、私は…自分の手を胸の前でぎゅっと握り小さく頭を左右にふった。