あまい・甘い・あま~い彼が見つからなくて
ずっと携帯を手元に置いていたが、結局彼女から連絡がくることはなかった。

彼女のいた救命センターには、よく見知った男が俺に鋭い視線をむけ睨んでいた。

そう、彼女の隣にいつもいた"佐久間大翔"が今も彼女と共に同じ時間を歩んでいたのだ。

もしかしたら今は恋人同士なのだろうか?

あの日…幼馴染みなのだと酔った彼女は俺の問いに答えてくれた。

お酒があまり強くなかった彼女は、酔って赤く染まった顔はとんでもなく可愛くて、俺の理性はいつ吹っ飛んでもおかしくない状態だった。


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