あまい・甘い・あま~い彼が見つからなくて
「ふふっ、お姫さま抱っこ!」
首に手をまわしてぎゅっと抱きついてきた彼女に、俺の理性は消滅寸前だ。
好きで好きでたまらなかった高嶺の華子ちゃんが、今俺の腕の中にいて俺に笑顔をむけている。
すぐ目の前にある可愛らしい唇に、触れてしまいたい衝動をどうにか我慢して、彼女の酔いを冷ますためにホテルに入った。
はしゃいでいた彼女は、部屋に入るなりすぐにトイレで嘔吐した。
ベッドに横にさせると少し落ち着いてきた彼女は
「ごめんなさい…迷惑かけて…」
と恥ずかしそうに布団で顔を隠した。
「迷惑じゃないから気にしなくていいよ。
むしろ、あみちゃんと一緒にいれて俺は嬉しいから」
ベッドに腰掛けた俺は、迷った末に彼女に触れたくて…そっと手を伸ばして柔らかな髪を撫でた。
触れてすぐに布団から顔を覗かせた彼女と目が合った。
「はるとも大翔と一緒」
微笑む彼女がよく佐久間大翔に頭を撫でられ、嬉しそうに微笑んでいた姿を思い出した。
彼女の心を二人でいる今もなお独り占めしている佐久間大翔の存在が悔しくて、彼女の言葉に俺の中で黒い感情が沸き上がる。
このまま彼女を俺の手でめちゃくちゃにしたいと。
首に手をまわしてぎゅっと抱きついてきた彼女に、俺の理性は消滅寸前だ。
好きで好きでたまらなかった高嶺の華子ちゃんが、今俺の腕の中にいて俺に笑顔をむけている。
すぐ目の前にある可愛らしい唇に、触れてしまいたい衝動をどうにか我慢して、彼女の酔いを冷ますためにホテルに入った。
はしゃいでいた彼女は、部屋に入るなりすぐにトイレで嘔吐した。
ベッドに横にさせると少し落ち着いてきた彼女は
「ごめんなさい…迷惑かけて…」
と恥ずかしそうに布団で顔を隠した。
「迷惑じゃないから気にしなくていいよ。
むしろ、あみちゃんと一緒にいれて俺は嬉しいから」
ベッドに腰掛けた俺は、迷った末に彼女に触れたくて…そっと手を伸ばして柔らかな髪を撫でた。
触れてすぐに布団から顔を覗かせた彼女と目が合った。
「はるとも大翔と一緒」
微笑む彼女がよく佐久間大翔に頭を撫でられ、嬉しそうに微笑んでいた姿を思い出した。
彼女の心を二人でいる今もなお独り占めしている佐久間大翔の存在が悔しくて、彼女の言葉に俺の中で黒い感情が沸き上がる。
このまま彼女を俺の手でめちゃくちゃにしたいと。