あまい・甘い・あま~い彼が見つからなくて
「ごめん、こんな街中で」
真っ赤になってうつむく私をはるはまた腕の中に閉じ込めた。
「夢じゃないし、もう黙っていなくならないから離して…はる…」
抱き締める腕に一瞬力が込められてその腕はすぐに解かれた。
「絶対黙っていなくなるなよ?
約束だあみちゃん」
「約束するから名前…」
「あぁそうだな。
あみちゃんじゃないんだよな。
愛美…」
優しく見つめられて呼ばれた名前にきゅぅーっと胸が締め付けられる。
甘く囁くはるに私は子供のように嬉しくて満面の笑みをむけた。
そんな私を見て今度ははるとが顔を赤くした。
ふいっと私から視線を反らして
「ずっとその笑顔を独り占めしたいって思ってたのに、いざむけられるといろいろ…ヤバイ…」
「えっ?」
突然耳元に寄せられた口は小声で
「愛美を抱きたくてたまらない…」
そんな言葉を呟いてすっかり熱を帯びた瞳がじっと私を見つめている。
その瞳を見ているとあの日の夜を思い出す。
とまどう私に
「今日は我慢する。
でもそのうち、今度は酒が入っていないときに夜を過ごそう」
繋がれた手はお互いとても熱かった。
真っ赤になってうつむく私をはるはまた腕の中に閉じ込めた。
「夢じゃないし、もう黙っていなくならないから離して…はる…」
抱き締める腕に一瞬力が込められてその腕はすぐに解かれた。
「絶対黙っていなくなるなよ?
約束だあみちゃん」
「約束するから名前…」
「あぁそうだな。
あみちゃんじゃないんだよな。
愛美…」
優しく見つめられて呼ばれた名前にきゅぅーっと胸が締め付けられる。
甘く囁くはるに私は子供のように嬉しくて満面の笑みをむけた。
そんな私を見て今度ははるとが顔を赤くした。
ふいっと私から視線を反らして
「ずっとその笑顔を独り占めしたいって思ってたのに、いざむけられるといろいろ…ヤバイ…」
「えっ?」
突然耳元に寄せられた口は小声で
「愛美を抱きたくてたまらない…」
そんな言葉を呟いてすっかり熱を帯びた瞳がじっと私を見つめている。
その瞳を見ているとあの日の夜を思い出す。
とまどう私に
「今日は我慢する。
でもそのうち、今度は酒が入っていないときに夜を過ごそう」
繋がれた手はお互いとても熱かった。