あまい・甘い・あま~い彼が見つからなくて
「大翔が私の運命の人だもん!


頬を膨らませると

「お前の好きはLove もLike もいっしょくたなんだよ。

杏のことも俺と同じくらい好きなんだろ?」

「当たり前だよ、そんなの!」

「同じならじゃあ愛美は杏とキスをしたり寝たりしたいのか?

できないだろ?
だから、俺もただの幼馴染みなんだよ。
愛美はさ恋に恋してるだけなんだ。

いーかげん現実みたほうがいいからな。
お前実習入ったら恋愛してる暇なんてなくなるぞ?

下手したらお前は一生処女で独身女確定だ」

からからバカにして笑う大翔の言葉が悔しくて…私は弟の涼二の部屋に忍び込みお目当てのものを物色した。
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