あまい・甘い・あま~い彼が見つからなくて
絶え間なく彼女がいる大翔に聞いたことがある。
『なんで好きでもない女の子と
付き合うの?』
『めんどくさいから。
とりあえず彼女いれば言い寄られることないだろ。
それに…もしかしたら付き合ううちにその子のこと好きになるかもしれないだろ』
『えー!
それなら私と付き合ってよ大翔!』
『だめだよ。
愛美だけはそんないい加減な気持ちで付き合えない。
それに、お前俺が好きにならなくても絶対自分から別れないだろ?
黙ってたらそのまま結婚してそうだよ、愛美と』
目を細めて笑いながら、頭をわしゃわしゃと撫でられて私は口を尖らせ
『いいじゃんそれで!
大翔、結婚しよう!』
と抱きつくと
『ダメに決まってんだろ?
愛美は本当に好きな人と自分のことも好いてる奴と付き合って結婚しろ』
抱きついた背中を諭すようにとんとんと叩かれ届かない気持ちが苦しくて悲しかった。
なんで私だけはダメなんだろうって。
『なんで好きでもない女の子と
付き合うの?』
『めんどくさいから。
とりあえず彼女いれば言い寄られることないだろ。
それに…もしかしたら付き合ううちにその子のこと好きになるかもしれないだろ』
『えー!
それなら私と付き合ってよ大翔!』
『だめだよ。
愛美だけはそんないい加減な気持ちで付き合えない。
それに、お前俺が好きにならなくても絶対自分から別れないだろ?
黙ってたらそのまま結婚してそうだよ、愛美と』
目を細めて笑いながら、頭をわしゃわしゃと撫でられて私は口を尖らせ
『いいじゃんそれで!
大翔、結婚しよう!』
と抱きつくと
『ダメに決まってんだろ?
愛美は本当に好きな人と自分のことも好いてる奴と付き合って結婚しろ』
抱きついた背中を諭すようにとんとんと叩かれ届かない気持ちが苦しくて悲しかった。
なんで私だけはダメなんだろうって。