あまい・甘い・あま~い彼が見つからなくて
「何?愛美」

急いできてくれた大翔は少しいきがあがっていて、私はそんな大翔におもいきり抱きつきベッドに押し倒した。

「大翔!!
私ちゃんと女じゃなくて男が大翔が好きだって確認できた!

だからね?

一生処女も独身も嫌だから、大翔…私を今すぐ抱いて!」

勢いよく近づけた顔は大翔の大きな手で遮られ、キスすることを拒まれた。

「あのなぁ愛美。
俺はお前を妹みたいな幼馴染みとしかみてないし、愛美も杏も俺にとっては同じで特別じゃないんだよ。
俺の言ってる意味わかるか?」

拒否をされてふられてるんだ…私の頭もそれだけは理解ができた。
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