愛は惜しみなく与う③
でも次の瞬間何故か身体がゾッとした
なんでやろう
わからへんけど
本能的にそう感じ取った
「でも、その幼馴染みが好きだから、あたしはその人の為に生きてるの」
……これはもう反射的に、すっと布団から出てしまった。悪気はないし、向こうもすぐふつうに戻ったけど
なんだか紗羅ちゃんの顔は見てられへんかった
「ごめんね?なんだか。重い話した」
「んーん。大丈夫。あんま無理せんときや」
そう言うのがが精一杯だった
あぁ。何かこの子あるな。そう思った
紗羅ちゃんの目は笑ってない
踏み込むべきか否か
そう考えたけど、踏み込まなかった。
普通に友達になれたとおもったから、この関係を壊したくなかったんかもしれへん。
でもそう思うと、この時にしっかりと踏み込んでおけば良かったかもしれへん
そのあと微妙な空気になったが、紗羅ちゃんは元の布団に戻り、明日のかき氷楽しみだね。そう言った
この違和感の正体は、あたしには分からなかった
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なんでやろう
わからへんけど
本能的にそう感じ取った
「でも、その幼馴染みが好きだから、あたしはその人の為に生きてるの」
……これはもう反射的に、すっと布団から出てしまった。悪気はないし、向こうもすぐふつうに戻ったけど
なんだか紗羅ちゃんの顔は見てられへんかった
「ごめんね?なんだか。重い話した」
「んーん。大丈夫。あんま無理せんときや」
そう言うのがが精一杯だった
あぁ。何かこの子あるな。そう思った
紗羅ちゃんの目は笑ってない
踏み込むべきか否か
そう考えたけど、踏み込まなかった。
普通に友達になれたとおもったから、この関係を壊したくなかったんかもしれへん。
でもそう思うと、この時にしっかりと踏み込んでおけば良かったかもしれへん
そのあと微妙な空気になったが、紗羅ちゃんは元の布団に戻り、明日のかき氷楽しみだね。そう言った
この違和感の正体は、あたしには分からなかった
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