愛は惜しみなく与う③
知らんよ
あたしそんなん知らん
「あの女はもう、逃げられない所まで来てるんだよ」
苦しいよ
「あ、杏!!」
「大丈夫!?」
倒れる寸前で、二人に体を抱きとめられる。
この後は声だけぼやっと聞こえてた
「おい、泉!それ以上やったら、本当にそいつ死んじまうぞ!」
「そうだよ!今は杏を病院に連れて行くのが先だ!」
「はははは!愉快だな。楽しめましたよ、ほんと。さぁ、俺を手にかけろよ。同じ犯罪者として生きよう。あの女を犯そうとしたのは俺だ。
あの白い肌も、あの女の匂いも、反応も…泣き顔も、最高だったよ
むかつくだろ?殺せよ」
「やめろって!」
「はなせ!」
「誰がお前を犯罪者になんてするか!落ち着けよ!杏をみろよ!!!!」
少しの沈黙の後、水瀬は舌打ちをした
「もう少しで殺したのに。つまんねーの。はは」
自分を殺させようとした水瀬は狂っている
朔が必死に泉を止めていた。
響はあたしを支えてくれた
ごめん
「…みんな、ごめん」
頬に温かいものがつたい、あたしの意識は無くなった
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あたしそんなん知らん
「あの女はもう、逃げられない所まで来てるんだよ」
苦しいよ
「あ、杏!!」
「大丈夫!?」
倒れる寸前で、二人に体を抱きとめられる。
この後は声だけぼやっと聞こえてた
「おい、泉!それ以上やったら、本当にそいつ死んじまうぞ!」
「そうだよ!今は杏を病院に連れて行くのが先だ!」
「はははは!愉快だな。楽しめましたよ、ほんと。さぁ、俺を手にかけろよ。同じ犯罪者として生きよう。あの女を犯そうとしたのは俺だ。
あの白い肌も、あの女の匂いも、反応も…泣き顔も、最高だったよ
むかつくだろ?殺せよ」
「やめろって!」
「はなせ!」
「誰がお前を犯罪者になんてするか!落ち着けよ!杏をみろよ!!!!」
少しの沈黙の後、水瀬は舌打ちをした
「もう少しで殺したのに。つまんねーの。はは」
自分を殺させようとした水瀬は狂っている
朔が必死に泉を止めていた。
響はあたしを支えてくれた
ごめん
「…みんな、ごめん」
頬に温かいものがつたい、あたしの意識は無くなった
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