愛は惜しみなく与う③
志木と杏と恋心
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目が覚めたとき
不思議な現象が
え?!志木の声?泉の声??どういうこと?
ほんまにテンパった。
よくわからずに、ぼーっとする頭は全く働く気配はなく、まだ神経が目を覚ましていないのか、手足は動かない
頭だけ起きてるって感じ
そして次の言葉でハッキリと覚醒する
「俺は、杏が笑顔でこれからも過ごせるようにしてあげたい」
泉の声がした
出会った時から、笑顔で入れる場所をつくってやるって、泉は言ってくれてた。
それは変わらないんやね
本当は頭も身体もすべて諦めていた。
あの時ほんまに、もうどうにでもなれって思ってた。
それでもサトルに近づくなら
自分のことなんてどうでもよかった
だから、あの電話で
もう、追ってこないでくれと、別れる決意もした
声を聞いて揺らいだけど
あたしの本来の目的は、サトルやから
復讐や
そう思ってたのに
『杏、大好きだよ』
そう言われた
泉がそれを、とても笑顔で言っているのが、電話越しで分かった。それが伝わってきた
目が覚めたとき
不思議な現象が
え?!志木の声?泉の声??どういうこと?
ほんまにテンパった。
よくわからずに、ぼーっとする頭は全く働く気配はなく、まだ神経が目を覚ましていないのか、手足は動かない
頭だけ起きてるって感じ
そして次の言葉でハッキリと覚醒する
「俺は、杏が笑顔でこれからも過ごせるようにしてあげたい」
泉の声がした
出会った時から、笑顔で入れる場所をつくってやるって、泉は言ってくれてた。
それは変わらないんやね
本当は頭も身体もすべて諦めていた。
あの時ほんまに、もうどうにでもなれって思ってた。
それでもサトルに近づくなら
自分のことなんてどうでもよかった
だから、あの電話で
もう、追ってこないでくれと、別れる決意もした
声を聞いて揺らいだけど
あたしの本来の目的は、サトルやから
復讐や
そう思ってたのに
『杏、大好きだよ』
そう言われた
泉がそれを、とても笑顔で言っているのが、電話越しで分かった。それが伝わってきた