愛は惜しみなく与う③
「助かります。杏様もおきましたので、全員分お願いします」
「朔はネギが嫌いなんですが…」
「ええ、知っています。だからネギの味噌汁にしました」
「…なるほど」
志木の意地悪を特に気にしない様子の新は、せっせと6人分の味噌汁をよそう
志木は作った時に1人で済ませたらしい
なんや、この光景は
机の上には豪華な朝ごはんが。どこの料亭の朝飯や!ってツッコミ入れたくなる
「牡蠣の炊き込みご飯にしましたよ。杏様の大好きな」
「…あ、ありがとう」
最近は朝は食パンと牛乳!とかそんなんしか食べてなかったから、胃がびっくりしそう
「では、皆様どうぞ」
志木の声で全員いただきます。と言って食べ出した
いや、美味しいけどさ?美味しいねん、それは分かってるねんけど
「あんた、ちゃっかり馴染みすぎちゃう?」
昨日遅くに帰ってきて、志木はみんなに名前だけ名乗って、外へ出て行った。
きっと買い物でもしてたんだろう。24時間スーパーを探して……
はぁ
「朝から美味しいなぁ」
「朔はネギが嫌いなんですが…」
「ええ、知っています。だからネギの味噌汁にしました」
「…なるほど」
志木の意地悪を特に気にしない様子の新は、せっせと6人分の味噌汁をよそう
志木は作った時に1人で済ませたらしい
なんや、この光景は
机の上には豪華な朝ごはんが。どこの料亭の朝飯や!ってツッコミ入れたくなる
「牡蠣の炊き込みご飯にしましたよ。杏様の大好きな」
「…あ、ありがとう」
最近は朝は食パンと牛乳!とかそんなんしか食べてなかったから、胃がびっくりしそう
「では、皆様どうぞ」
志木の声で全員いただきます。と言って食べ出した
いや、美味しいけどさ?美味しいねん、それは分かってるねんけど
「あんた、ちゃっかり馴染みすぎちゃう?」
昨日遅くに帰ってきて、志木はみんなに名前だけ名乗って、外へ出て行った。
きっと買い物でもしてたんだろう。24時間スーパーを探して……
はぁ
「朝から美味しいなぁ」