この恋に名前をつけるなら、


「なぁ、マリア。
お前高校卒業したらどうすんの?」


「急にどうしたのー?笑」


「夢とかあるのかなって
そういう話したことねぇじゃん。」



「そうだね、、
歌の勉強でもしようかな〜。」




「そうなの?」


「うん、ずっと歌ってたいから。」




「そっかぁ、、」






それからタカはなにも言わなかった。



何か言いたいことがあるのだろうと思い
寝る前に聞き出してみた。




「なに、早く言ってよ、、」




「マリア、、

俺東京行くから。」



あまりの衝撃に脳が一旦停止した。




「えっ、、、?」



「お前はお前の好きなように生きりゃいいよ。」




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