文乃のこいぶみ
ガタンゴトンガタンゴトン
今日も電車に揺られて学校へ向かう。私の通う学校は結構な田舎だから都会に比べれば電車はだいぶ空いている。でも20分に1本で単線だから不便なんだよなぁ…。
そう思い窓の外を見る。相変わらず畑しか見えない。
『次は〜指扇〜指扇〜』
学校の最寄り駅に着き改札を抜けスクールバスに乗車する。
「おはよう!昨日の新曲聴いた?」
「聴いた聴いた!マジでかっこいい!」
同級生の話し声が聞こえる。
楽しそうだなぁ。私には友達いないからそんな事出来ないけどね。
椅子に座り話す相手も居ないので目を閉じる。
バスが発車した。
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