金魚占い ○°・。君だけ専用・。○.
第6章 流水
○。°.• 解氷° 。•○
○ ◯・
・。
°◯。
。*
*
◯°
眩しい彩に…眩しい光に…私はゆっくりと目蓋を開けた。
今、跳ね起きてすぐに周りを確認しなくては…
瑠璃は?
瑠璃は…どこ?
そんな焦る気持ちとは裏腹に、身体に力が入らない。
指先、爪先…腕、膝、少しずつ自分で意識すると、やっと…身体に電流が走り出す。
動いた…私の身体。
ここはクリーム色のカーテンではなくて、薄い瑠璃色のカーテン。
ここは……どこ?
私……どうした?
何で.……ここに?
私はゆっくりと自分の手首をもう片方の手で支える。
点滴に繋がれた腕にハッとして……けれどこの手首にはまだ広斗の温もりを感じる。
生々しいくらいハッキリと広斗の手のひらと、胸の温もりを身体中に感じる。
“ お前の罪なんか俺が何とかしてやるっ!”
そう言って彼は力いっぱい私を抱きしめた。
・。
°◯。
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◯°
眩しい彩に…眩しい光に…私はゆっくりと目蓋を開けた。
今、跳ね起きてすぐに周りを確認しなくては…
瑠璃は?
瑠璃は…どこ?
そんな焦る気持ちとは裏腹に、身体に力が入らない。
指先、爪先…腕、膝、少しずつ自分で意識すると、やっと…身体に電流が走り出す。
動いた…私の身体。
ここはクリーム色のカーテンではなくて、薄い瑠璃色のカーテン。
ここは……どこ?
私……どうした?
何で.……ここに?
私はゆっくりと自分の手首をもう片方の手で支える。
点滴に繋がれた腕にハッとして……けれどこの手首にはまだ広斗の温もりを感じる。
生々しいくらいハッキリと広斗の手のひらと、胸の温もりを身体中に感じる。
“ お前の罪なんか俺が何とかしてやるっ!”
そう言って彼は力いっぱい私を抱きしめた。