金魚占い ○°・。君だけ専用・。○.
第4章 波
。◯°・ 真夏のプールサイド 。◯・。*
○。
°○
○•°
。○
◯。
「 瑠璃…? 起きちゃったの…?瑠璃。」
南側の奥の窓にはブルーの遮光カーテン。東側の障子には朝日が差し込む…。
私は目を擦りながら、テーブルを隔てて向こう側にいるはずの瑠璃に声を掛けた。
シンとした部屋は、障子の向こうの窓からの鳥の囀りしか聞こえない。
私は、無造作に広がった髪をかき上げながらまだ眠い身体を起こした。
「おはよう、瑠璃……。」
私は、瑠璃の布団を覗き込む。
想像通り…彼の姿は無く、布団は敷いたままだが大判のタオルケットはきちんと四つ折りに畳まれていた。
「瑠璃……?どこ?」
立ち上がった私は、瑠璃の姿を探した。
台所の奥。
トイレとお風呂が並ぶ薄暗い廊下の向こうに部屋が一つ…。
その部屋の扉が細く開いていて、そこから一筋…日の光が差し込んでいた。
私は何気なくその部屋へと向かう。
°○
○•°
。○
◯。
「 瑠璃…? 起きちゃったの…?瑠璃。」
南側の奥の窓にはブルーの遮光カーテン。東側の障子には朝日が差し込む…。
私は目を擦りながら、テーブルを隔てて向こう側にいるはずの瑠璃に声を掛けた。
シンとした部屋は、障子の向こうの窓からの鳥の囀りしか聞こえない。
私は、無造作に広がった髪をかき上げながらまだ眠い身体を起こした。
「おはよう、瑠璃……。」
私は、瑠璃の布団を覗き込む。
想像通り…彼の姿は無く、布団は敷いたままだが大判のタオルケットはきちんと四つ折りに畳まれていた。
「瑠璃……?どこ?」
立ち上がった私は、瑠璃の姿を探した。
台所の奥。
トイレとお風呂が並ぶ薄暗い廊下の向こうに部屋が一つ…。
その部屋の扉が細く開いていて、そこから一筋…日の光が差し込んでいた。
私は何気なくその部屋へと向かう。