卒業まで100日、…君を好きになった。
*
家に帰る前にお母さんに電話をいれて、頼みごとをふたつした。
ひとつは、お風呂をわかしておいてほしいと。
もうひとつは、今日は拓になにも聞かないでやってほしいってこと。
もちろんお父さんもだ。
精神的にまいっている拓を、今日はゆっくり休ませてあげたかった。
家に帰ってすぐ、拓をお風呂に押し込んだ。
お母さんは何も言わず何も聞かず、わたしたちを家にあげてくれた。
お父さんは病院から帰ってきて、部屋で休んでいるらしい。
腰を強打したけど骨に異常はないと聞いてほっとした。
拓がお風呂に入っている間に、わたしはお父さんに話をしに行った。
「腰、だいじょうぶ?」
家に帰る前にお母さんに電話をいれて、頼みごとをふたつした。
ひとつは、お風呂をわかしておいてほしいと。
もうひとつは、今日は拓になにも聞かないでやってほしいってこと。
もちろんお父さんもだ。
精神的にまいっている拓を、今日はゆっくり休ませてあげたかった。
家に帰ってすぐ、拓をお風呂に押し込んだ。
お母さんは何も言わず何も聞かず、わたしたちを家にあげてくれた。
お父さんは病院から帰ってきて、部屋で休んでいるらしい。
腰を強打したけど骨に異常はないと聞いてほっとした。
拓がお風呂に入っている間に、わたしはお父さんに話をしに行った。
「腰、だいじょうぶ?」