年上少女のことが好きな年下少年の恋物語
3.5愛咲響
響と正作は、休憩所の建物の裏へ来ていた。
なかなか話し出さないので、正作が切り出す。
「で、なんの話??」
「・・・あの、私が言っていいことかわかんないんだけど・・・」
正作は静かに聞く。
「私、鈴くんと、佐々木さんに嫌われたかな・・・。てか、嫌われてるよね・・・。小学校の時から・・・」
「・・・・・・??まぁ、嫌いかは知らないけど、好きではないね」
その言葉に、愛咲は悲しそうに目を伏せる。
「はは・・・・・・。そうだよね。ほんと私、馬鹿よね。自分勝手だった」
響は、泣きそうな顔で、自分を責める。
正作にも疑問だったのだ。
小学生の時に1度、クラスが同じになり、その時に愛咲は佐々木に嫌がらせをして、それを俺が鈴の代わりに愛咲にやめるように言ったのだ。
『もう、やめたら??』
『・・・・・・私もわざとやってるわけじゃない・・・』
その時、俺は鈴が直接言ってしまうと愛咲が悲しむと思って、俺から言った。
誰でも好きなやつから言われたら、嫌だろうから。
が、彼女は、どちらにしろ泣いてしまった。
その時俺はそれを見てるしかできなかったけど、愛咲はそのあと、佐々木とは喋らなかった。
『・・・・・・私もわざとやってるわけじゃない・・・』
けど、その言葉の意味がよく理解できなかった。
「なんで、あんなことしたの?小学校の時も、今年になってからも」
正作はキッパリと聞いた。今まで聞きたかったこと。
それに愛咲は、バツが悪そうに話し始めた。
なかなか話し出さないので、正作が切り出す。
「で、なんの話??」
「・・・あの、私が言っていいことかわかんないんだけど・・・」
正作は静かに聞く。
「私、鈴くんと、佐々木さんに嫌われたかな・・・。てか、嫌われてるよね・・・。小学校の時から・・・」
「・・・・・・??まぁ、嫌いかは知らないけど、好きではないね」
その言葉に、愛咲は悲しそうに目を伏せる。
「はは・・・・・・。そうだよね。ほんと私、馬鹿よね。自分勝手だった」
響は、泣きそうな顔で、自分を責める。
正作にも疑問だったのだ。
小学生の時に1度、クラスが同じになり、その時に愛咲は佐々木に嫌がらせをして、それを俺が鈴の代わりに愛咲にやめるように言ったのだ。
『もう、やめたら??』
『・・・・・・私もわざとやってるわけじゃない・・・』
その時、俺は鈴が直接言ってしまうと愛咲が悲しむと思って、俺から言った。
誰でも好きなやつから言われたら、嫌だろうから。
が、彼女は、どちらにしろ泣いてしまった。
その時俺はそれを見てるしかできなかったけど、愛咲はそのあと、佐々木とは喋らなかった。
『・・・・・・私もわざとやってるわけじゃない・・・』
けど、その言葉の意味がよく理解できなかった。
「なんで、あんなことしたの?小学校の時も、今年になってからも」
正作はキッパリと聞いた。今まで聞きたかったこと。
それに愛咲は、バツが悪そうに話し始めた。