一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
「いや・・・足首は大丈夫なんだけど・・・」
「けど?」
ばつが悪そうに苦笑いする海音は、何かを言いたそうにしては言い淀んでいる。
「はっきりして下さい」
「実は・・・」
「実は?」
「枕がかわると眠れなくて・・・。いつもは等身大の抱き枕を抱いて寝ているんだ」
180cmの海音が抱いて眠る抱き枕とはいか程のサイズなのか?
「どなたの等身大ですか?」
「萌音くらい」
不眠の理由を告げられて、萌音は゛子供みたい゛と笑った。
「一緒にここに寝てもいい?萌音の気配がするのに離れているなんて無理だ」
枕を抱えて遠慮がちに佇む海音は、いつになく子供っぽくて萌音の母性本能をくすぐった。
「しょうがないですね。どうぞ」
本来なら、萌音の゛運命の片割れ゛と断定できた男性(もしくは女性?)が隣に寝るはずだった。
なぜ、この時、萌音がなんの躊躇もなく海音をベッドに招き入れたのかは後になってもわからないだろう。
ただそうするべきだと、本能が告げていた
それが理由だったのだから・・・。
「けど?」
ばつが悪そうに苦笑いする海音は、何かを言いたそうにしては言い淀んでいる。
「はっきりして下さい」
「実は・・・」
「実は?」
「枕がかわると眠れなくて・・・。いつもは等身大の抱き枕を抱いて寝ているんだ」
180cmの海音が抱いて眠る抱き枕とはいか程のサイズなのか?
「どなたの等身大ですか?」
「萌音くらい」
不眠の理由を告げられて、萌音は゛子供みたい゛と笑った。
「一緒にここに寝てもいい?萌音の気配がするのに離れているなんて無理だ」
枕を抱えて遠慮がちに佇む海音は、いつになく子供っぽくて萌音の母性本能をくすぐった。
「しょうがないですね。どうぞ」
本来なら、萌音の゛運命の片割れ゛と断定できた男性(もしくは女性?)が隣に寝るはずだった。
なぜ、この時、萌音がなんの躊躇もなく海音をベッドに招き入れたのかは後になってもわからないだろう。
ただそうするべきだと、本能が告げていた
それが理由だったのだから・・・。