一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
ツインソウル
萌音が買い物している間、海音は萌音から渡された美術や建築の本を眺めていた。
どれも写真が多くて見やすく、勉強にはなるが、内心では夜なのに一人で出かけた萌音が心配で仕方なかった。
リビングに設置された大型テレビから、今流行りのアイドルの歌が聞こえてきていたが、正直、心には残らなかった。
゛そういえば萌音はどんな歌が好きなんだろう゛
お互いまだまだ知らないことは多い。
三日間、日中ずっと二人で過ごしてみたが、苦痛どころか毎日が楽しくてしかたがない。
帰宅時間が近づくと寂しくて仕方なくなるし、一人で過ごす夜は切なさが募るばかりだった。
そんなことをボンヤリと考えているうちに、萌音が買い物から帰ってきた。
「あっ、お帰り、萌音。重かっただろう?」
座ったまま玄関の方に顔を向けて労を労うとと、思った以上に大荷物の萌音が立っていて驚いた。
食料品だけではなく、何か衣類のようなものが入った袋を持っているようだ。
どれも写真が多くて見やすく、勉強にはなるが、内心では夜なのに一人で出かけた萌音が心配で仕方なかった。
リビングに設置された大型テレビから、今流行りのアイドルの歌が聞こえてきていたが、正直、心には残らなかった。
゛そういえば萌音はどんな歌が好きなんだろう゛
お互いまだまだ知らないことは多い。
三日間、日中ずっと二人で過ごしてみたが、苦痛どころか毎日が楽しくてしかたがない。
帰宅時間が近づくと寂しくて仕方なくなるし、一人で過ごす夜は切なさが募るばかりだった。
そんなことをボンヤリと考えているうちに、萌音が買い物から帰ってきた。
「あっ、お帰り、萌音。重かっただろう?」
座ったまま玄関の方に顔を向けて労を労うとと、思った以上に大荷物の萌音が立っていて驚いた。
食料品だけではなく、何か衣類のようなものが入った袋を持っているようだ。