一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
「おはようございます。海音さん」
「・・・おは、よ」
時計は現在10時を指している。
182cmの海音でも十分に手足を伸ばして眠ることができるキングサイズのベッドはとても寝心地がよく、萌音に起こされるまで気がづかないほど海音は深い眠りに落ちていた。
「ご飯できてますよ。足、大丈夫ですか?支えましょうか?」
「ん~、萌音、抱っこ・・・イテッ」
ベッドサイドから心配そうに覗き込む萌音に抱きつきながら海音が呟くと、萌音が赤くなって海音の頭を叩いた。
「大丈夫そうですね。いたずらする子にはご飯あげませんよ?」
腰に手をあてて、しかめっ面の萌音だが、可愛らしいばかりでちっとも怖くない。
身体を重ねてみて相性が合わないとか、何かが違った、とか思うことは全くなく、むしろ萌音への愛が深まったと思う。
将来、お互いに飽きて、違う相手ならどうなのかと思うのだろうか?
「萌音、今日の今日なのに元気一杯だな。もしかして物足りなかったとか・・・」
恐る恐る聞いてみると
「いえ、十分過ぎるほど翻弄されましたのでご心配なく」
横を向いた萌音は、照れているのだろうか?
今日はツンツンモードか強いようだ。
「どうします?起きますか?まだ寝ますか?」
「うん、起きる・・」
手を差し出すと、萌音が海音の背中を支えて立ち上がらせてくれた。
「もうブランチになりそうな時間ですが、和食にしてみました」
味噌汁のにおいとご飯が炊き上がったにおい。
海音と萌音が初めて迎える朝は、暖かな和風の香りに包まれていた。
「・・・おは、よ」
時計は現在10時を指している。
182cmの海音でも十分に手足を伸ばして眠ることができるキングサイズのベッドはとても寝心地がよく、萌音に起こされるまで気がづかないほど海音は深い眠りに落ちていた。
「ご飯できてますよ。足、大丈夫ですか?支えましょうか?」
「ん~、萌音、抱っこ・・・イテッ」
ベッドサイドから心配そうに覗き込む萌音に抱きつきながら海音が呟くと、萌音が赤くなって海音の頭を叩いた。
「大丈夫そうですね。いたずらする子にはご飯あげませんよ?」
腰に手をあてて、しかめっ面の萌音だが、可愛らしいばかりでちっとも怖くない。
身体を重ねてみて相性が合わないとか、何かが違った、とか思うことは全くなく、むしろ萌音への愛が深まったと思う。
将来、お互いに飽きて、違う相手ならどうなのかと思うのだろうか?
「萌音、今日の今日なのに元気一杯だな。もしかして物足りなかったとか・・・」
恐る恐る聞いてみると
「いえ、十分過ぎるほど翻弄されましたのでご心配なく」
横を向いた萌音は、照れているのだろうか?
今日はツンツンモードか強いようだ。
「どうします?起きますか?まだ寝ますか?」
「うん、起きる・・」
手を差し出すと、萌音が海音の背中を支えて立ち上がらせてくれた。
「もうブランチになりそうな時間ですが、和食にしてみました」
味噌汁のにおいとご飯が炊き上がったにおい。
海音と萌音が初めて迎える朝は、暖かな和風の香りに包まれていた。