一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
店を出て家路につく。
3人が飲んだ居酒屋は会社の近くだったが、桜もしのぶも自宅は数駅離れたところであったため、旦那さんと悠くんが迎えに来ていた。
桜の夫、道端洋輔(ようすけ)さんは30歳。
ガッシリとした体格のハリウッド風のイケメンだった。
一方、しのぶの彼氏である悠くんこと、野原悠(のはらゆう)くんは22歳。
いま流行りの声優さんのような可愛らしい顔のこちらもイケメンさん。
夜も更けようとしている時間だったので、簡単な挨拶だけして別れた。
『送るよ』
と道端夫妻に言われたが、萌音のマンションは目と鼻の先だ。
外灯もあり、十分明るくディスカウントショップも開いていて人通りも多いので丁重に断った。
程よく酔いが回り、話も聞いてもらえて不安も少し和らぎとてもいい気分だった。
マンションのエントランスに着いたとき、萌音の表情が強張る。
腰の高さで整えられた花壇の縁に腰かけた海音の姿が目に入ったからである。
3人が飲んだ居酒屋は会社の近くだったが、桜もしのぶも自宅は数駅離れたところであったため、旦那さんと悠くんが迎えに来ていた。
桜の夫、道端洋輔(ようすけ)さんは30歳。
ガッシリとした体格のハリウッド風のイケメンだった。
一方、しのぶの彼氏である悠くんこと、野原悠(のはらゆう)くんは22歳。
いま流行りの声優さんのような可愛らしい顔のこちらもイケメンさん。
夜も更けようとしている時間だったので、簡単な挨拶だけして別れた。
『送るよ』
と道端夫妻に言われたが、萌音のマンションは目と鼻の先だ。
外灯もあり、十分明るくディスカウントショップも開いていて人通りも多いので丁重に断った。
程よく酔いが回り、話も聞いてもらえて不安も少し和らぎとてもいい気分だった。
マンションのエントランスに着いたとき、萌音の表情が強張る。
腰の高さで整えられた花壇の縁に腰かけた海音の姿が目に入ったからである。