一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
「萌音を追い出して、何か良くない話でもあるのかな?」
イギリス紳士風の外見の長嶺教授は、普段は穏やかでニコニコしているが怒るとかなり眼光が鋭くなりイタリアマフィアのボスのようになる。
「萌音さんに告白してお付き合いの許可をもらいました」
「それはそれはおめでとう。私の目には狂いがなかったようだね」
ニコニコの紳士顔に戻った長嶺教授はウンウンと頷いた。
「しかし、思わぬ横やりが入って、萌音さんを動揺させています」
「横やり?・・・まあ、思い当たる節はないでもないが・・・。僕の萌音を傷つける輩は許せないな」
今度は眼光鋭いマフィア顔に戻る。
そう、建設業界に絶大な力を持つこの人を、絶対に敵に回してはいけないのだ。
佐和田は長嶺教授の懐刀である海音に手を出した。
そしてその懐刀を介して愛娘の萌音までもを傷つけようとした。
佐和田が無事ですむとは思えないが、それだけのことをしたのだ。
必ずや制裁を受けてもらう、と心に誓って、海音はこれまでの出来事と、今後の懸念事項を長嶺教授に語って聞かせた。
イギリス紳士風の外見の長嶺教授は、普段は穏やかでニコニコしているが怒るとかなり眼光が鋭くなりイタリアマフィアのボスのようになる。
「萌音さんに告白してお付き合いの許可をもらいました」
「それはそれはおめでとう。私の目には狂いがなかったようだね」
ニコニコの紳士顔に戻った長嶺教授はウンウンと頷いた。
「しかし、思わぬ横やりが入って、萌音さんを動揺させています」
「横やり?・・・まあ、思い当たる節はないでもないが・・・。僕の萌音を傷つける輩は許せないな」
今度は眼光鋭いマフィア顔に戻る。
そう、建設業界に絶大な力を持つこの人を、絶対に敵に回してはいけないのだ。
佐和田は長嶺教授の懐刀である海音に手を出した。
そしてその懐刀を介して愛娘の萌音までもを傷つけようとした。
佐和田が無事ですむとは思えないが、それだけのことをしたのだ。
必ずや制裁を受けてもらう、と心に誓って、海音はこれまでの出来事と、今後の懸念事項を長嶺教授に語って聞かせた。