一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
「わあ、もう名前で呼び合ってるんだね。あんなイケメンがバディなんて私だったら失神しちゃいそう・・・」
しのぶの言葉に萌音は苦笑するしかなかった。
「あらあら、バディがイケメンでなくてごめんね」
「ご、誤解です。そんなつもりで言ったんじゃありません!私は桜さんとバディを組めて心の底から嬉しいんです。これから桜さんのご期待に沿えるように頑張りますから・・・どうか見捨てないで下さい」
いつの間にか隣に立っていた桜としのぶのやり取りに、仲睦まじい二人が羨ましく思えた。
゛女性のバディだったら良かったのに・・・゛
そんな思いがちらつき、萌音はハッとして首を振った。
建築家として、デザイナーとして生きると決めたときから、男とか女とか、そういうジェンダー意識は捨てようと心に誓ったではないか。
「それにしても、海音くん、いよいよ本始動って感じね。萌音ちゃん、2日目なのにお疲れ様」
「いえ、勉強になりました。色々と・・。」
「ふうん、何かあったら私にも相談してね。力になるから」
あたたかい桜の言葉が疲れきった萌音の心と身体に染み渡る。
「はい。その時はよろしくお願いいたします」
萌音は、桜としのぶに帰宅の挨拶をすると、自席に戻って、帰宅準備を始めた。
しのぶの言葉に萌音は苦笑するしかなかった。
「あらあら、バディがイケメンでなくてごめんね」
「ご、誤解です。そんなつもりで言ったんじゃありません!私は桜さんとバディを組めて心の底から嬉しいんです。これから桜さんのご期待に沿えるように頑張りますから・・・どうか見捨てないで下さい」
いつの間にか隣に立っていた桜としのぶのやり取りに、仲睦まじい二人が羨ましく思えた。
゛女性のバディだったら良かったのに・・・゛
そんな思いがちらつき、萌音はハッとして首を振った。
建築家として、デザイナーとして生きると決めたときから、男とか女とか、そういうジェンダー意識は捨てようと心に誓ったではないか。
「それにしても、海音くん、いよいよ本始動って感じね。萌音ちゃん、2日目なのにお疲れ様」
「いえ、勉強になりました。色々と・・。」
「ふうん、何かあったら私にも相談してね。力になるから」
あたたかい桜の言葉が疲れきった萌音の心と身体に染み渡る。
「はい。その時はよろしくお願いいたします」
萌音は、桜としのぶに帰宅の挨拶をすると、自席に戻って、帰宅準備を始めた。