一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
萌音は諦めて、お風呂にお湯をためると、お気に入りのバスソルトをいれてゆっくりつかった。
考えるのはやはり、海音のことだった。
もしも海音が萌音のツインソウルなら、海音も萌音を見た瞬間にそう思ったのではないか?
海音は萌音を四年前から見かけているはずだが、そんなことを思ったなら何らかのアプローチがあってもいいはずだ。
しかし、海音はそれをしなかった。
萌音も゛さわやん゛の姿の海音には興味を持たなかった。
それが答えなのではないだろうか?
やはり、海音は萌音のソウルメイトなのだと考えれば納得がいく。
萌音は、バスソルトのシオバターの香りに癒されながら、ウンウンと頷いた。
フッと、真っ赤な顔をしたしのぶの顔が思い浮かんだ。
あの様子からすると、しのぶは海音のことを好きになったのかもしれない。
そう考えるとなぜか、萌音の胸がキュンと痛んだ。
゛自分のツインソウルだと思った人を、他の誰かが好きになった場合はどういう態度をとったらいいの?ツインソウルじゃないからって諦められるものなの?゛
最早、萌音にとってはわからないことだらけで、混乱の極みだった。
誰かを好きになったこともない、自己犠牲を強いられることもなかった人生。
萌音自身が、この気持ちこそが恋なのだと思い知るのはまだ先の話だった。
考えるのはやはり、海音のことだった。
もしも海音が萌音のツインソウルなら、海音も萌音を見た瞬間にそう思ったのではないか?
海音は萌音を四年前から見かけているはずだが、そんなことを思ったなら何らかのアプローチがあってもいいはずだ。
しかし、海音はそれをしなかった。
萌音も゛さわやん゛の姿の海音には興味を持たなかった。
それが答えなのではないだろうか?
やはり、海音は萌音のソウルメイトなのだと考えれば納得がいく。
萌音は、バスソルトのシオバターの香りに癒されながら、ウンウンと頷いた。
フッと、真っ赤な顔をしたしのぶの顔が思い浮かんだ。
あの様子からすると、しのぶは海音のことを好きになったのかもしれない。
そう考えるとなぜか、萌音の胸がキュンと痛んだ。
゛自分のツインソウルだと思った人を、他の誰かが好きになった場合はどういう態度をとったらいいの?ツインソウルじゃないからって諦められるものなの?゛
最早、萌音にとってはわからないことだらけで、混乱の極みだった。
誰かを好きになったこともない、自己犠牲を強いられることもなかった人生。
萌音自身が、この気持ちこそが恋なのだと思い知るのはまだ先の話だった。