転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
流れでザーラとお茶の時間を共にすることになったのだが、噂について何か知っているような気配はなかったと思う。
(イローウェン王国から来ている商人達の中にリンデルトはいなかったというし……)
リヒャルトも探させてはいるのだが、リンデルトが入国している様子は見受けられないようだ。彼が買い取ったという商会の動きについては、少しずつ報告が入ってきている。
リンデルトが買い取った商会は、主に女性向けの衣服や宝飾品を扱っていたそうだ。前の商会主が賭け事に溺れて資金繰りがつかなくなったらしい。
最初から、商会主をはめるつもりでいたのだろうということも、リヒャルトの調査の結果明らかになっている。
商会主が変わったとザーラに挨拶に行き、気に入られたらしいから、やはりリンデルトはやり手なのだ。この国に来てから二十年以上、ティアンネ妃を守ってきただけのことはある。
(陛下も、そろそろ公務に戻るって言ってたし、私にできることはもうないわよね。そろそろ婚約式の日取りも決まるかしら)
(イローウェン王国から来ている商人達の中にリンデルトはいなかったというし……)
リヒャルトも探させてはいるのだが、リンデルトが入国している様子は見受けられないようだ。彼が買い取ったという商会の動きについては、少しずつ報告が入ってきている。
リンデルトが買い取った商会は、主に女性向けの衣服や宝飾品を扱っていたそうだ。前の商会主が賭け事に溺れて資金繰りがつかなくなったらしい。
最初から、商会主をはめるつもりでいたのだろうということも、リヒャルトの調査の結果明らかになっている。
商会主が変わったとザーラに挨拶に行き、気に入られたらしいから、やはりリンデルトはやり手なのだ。この国に来てから二十年以上、ティアンネ妃を守ってきただけのことはある。
(陛下も、そろそろ公務に戻るって言ってたし、私にできることはもうないわよね。そろそろ婚約式の日取りも決まるかしら)