転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
子供だから、ふたりが深刻な顔をしているのに気づいていないのだ。そういうことにしておく。
ワゴンに目をやった皇妃が微笑む。
「まあ、今日のお菓子は一段と鮮やかね」
「皇宮の果樹園で、今年初のイチゴが収穫できたそうですよ。だから、今日はイチゴのお菓子をたくさん作りました」
皇妃は、米粉や餡を使った和菓子が好物なのだが、今日はあえてイチゴ大福は作っていない。それは後日のお楽しみだ。
「イチゴのアイスクリームを作ったので、パフェにしてみました」
最初にテーブルに置いたのはイチゴパフェだ。背の高いグラスにアイスクリームと一緒にシリアルや生クリームを盛り付ける菓子は、こちらの国では見たことがない。
可愛らしい見た目なので、皇妃はヴィオラの予想通り気に入ってくれたようだ。
「とてもおいしそう。あとはなにを作ってくれたのかしら?」
「今日は、イチゴのタルトとチーズケーキです。チーズケーキにはイチゴのソースをかけていただきましょう」
ワゴンに目をやった皇妃が微笑む。
「まあ、今日のお菓子は一段と鮮やかね」
「皇宮の果樹園で、今年初のイチゴが収穫できたそうですよ。だから、今日はイチゴのお菓子をたくさん作りました」
皇妃は、米粉や餡を使った和菓子が好物なのだが、今日はあえてイチゴ大福は作っていない。それは後日のお楽しみだ。
「イチゴのアイスクリームを作ったので、パフェにしてみました」
最初にテーブルに置いたのはイチゴパフェだ。背の高いグラスにアイスクリームと一緒にシリアルや生クリームを盛り付ける菓子は、こちらの国では見たことがない。
可愛らしい見た目なので、皇妃はヴィオラの予想通り気に入ってくれたようだ。
「とてもおいしそう。あとはなにを作ってくれたのかしら?」
「今日は、イチゴのタルトとチーズケーキです。チーズケーキにはイチゴのソースをかけていただきましょう」