《 最 恐 姫 》
電話越しでうるさい。

琥春「もしもし。みぃ!」

『うるさい。』

琥春「あ、ごめん。なんか眠そうだな。寝不足か?」

琥珀「はぁ。二時間しか寝てないって。」

琥春「まじ?憐さんは?」

琥珀「だから今そのはなしをしてたところだったんだよ!」

琥春「そうだったのか。みぃ。俺たちから頼んでおくからな。」

『いい。』

琥春「けどな。お前倒れるぞ。」

こういう時だけ真剣になる。春にぃは。

『・・・・・。』

琥春「ここは甘えておけ。いいな?」

『ん。』

琥珀「さすが琥春。」

琥春「明日も学校だろ。早く寝ろよ。」

『ん。』

琥珀,琥春「「おやすみ。」」

『おやすみ。』

過保護だな。珀にぃも春にぃも。

『・・・・・。』

なんか眠れそう。早く寝よ。
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