《 最 恐 姫 》

憐と要人の魅景への思い。

♪憐side♪

バタン シーン

『また眠れてなかったのか。』

安心した場所と信頼した人がいればあの子は寝れるようになった。

『ここは安心できないのかな。俺や要人がいても.....。』

あの子は無意識に俺と要人を拒絶してると思う。琥珀や琥春は家族だから安心できるのか。

『なんか悔しい。』

要人「魅景のことか。」

『Σ(๑ °꒳° ๑)ビクッᵎᵎ いつからいたの。』

要人「【ここは安心できないのかな。】ってあたりからだ。」

『はぁ。要人は思わないの?魅景に拒絶されてるって。』

要人「は?」

『無意識なんだろうけど俺たちを遠ざけてるでしょ。』

要人「お前ってバカなんだな。」

『は?』

要人「俺たちのことを拒絶してたらそもそも学校に来ねぇよ。」

『・・・・・。』

要人「アイツはアイツなりに俺たちを信用してる。お前が信用してなかったらアイツはまた壊れるぞ。」

『っつ。』

要人「お前が待ってないでどうする。俺たちが裏切ってどうする!」

『そうだね。俺が信用してなかったらまた魅景に嫌われちゃう。』

要人「そうだな。」
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