本当の私を見つけて
泰樹。
この日のために?
今まで、私に親切にしてくれたのも
今日の日のため?

震える手で泰樹に電話をかける
大丈夫か?ってまた優しい
声がききたくて

でも現実はそんなに甘くなかった。
電話越しに聞こえた声は私が
求めている優しい言葉なんかじゃなかった

泰「おーあい。目覚ましたんだ
お前を一目見た時、全身に電気が
走ったよ。こんな可愛い子が俺の目の前に
現れるなんてってな」

私「ねえ、何を言ってるの?
昨日まで泰樹はとっても優しくして
くれたじゃない」

泰「ああ。それはぜーんぶ今日のため
お前を好きなだけ抱いてやろうと思って
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