本当の私を見つけて
そう思っていた。
彰「愛ちゃん。こっちにおいで」
私は彰さんが座っているベッドに
一緒に座る。
彰「愛ちゃんは本当に僕だけの
物になってくれないの?」
私「ごめんね。さっきも話した通り
私は誰のものにもなるつもりは無いの。」
彰「そっか。それは残念。
でもね、僕はもう愛ちゃん以外に
愛せない。愛ちゃんが僕のものに
ならないなら生きている意味なんてない」
私「彰さん……?」
そういって足元に置いてあったカバンを
徐にあさりだす。