本当の私を見つけて
廉「なんだよそれ。
そんなこと言われたら嫌なんて
言えねーよ。」

優「え?!じゃあいいの?!」

廉「ああ。あいつが満足するまで
ここに入ればいい。でも俺とあの女が
ふたりきりになるような状況は
作んなよ。」

優「うん!わかった!
廉!みんな!本当にありがとう!
僕シャワー浴びてくるね!」

春「行ってらっしゃーい」

斗「あんな優初めて見ましたね。」

廉「ああ。どーせ過去の自分と重ねてんだろ
あいつはお人好しだからほっとけなく
なったんだろ」

春「でもまさか、廉がOKするなんて
思わなかったよ」

廉「土下座までされてらああ言うしかないだろ」

斗「とかいって、優の発言に心うたれてたりして」

廉「ばか言うな。俺自分の部屋行くから
交代であいつ見張るなら俺抜きで
頼むな。俺が見張ってる時に目覚ましたら
どーしていいかわかんねぇから」
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